プライス・コレクション 若冲と江戸絵画展
行って来ました、プライス・コレクション

不思議なご縁とタイミングで、東京で見逃していた「プライス・コレクション 若冲と江戸絵画展」を観に名古屋へ行って参りました。

日曜が祖母の三回忌だったために、たまたま愛知県へ行く用事が出来たのですし、その時期に名古屋で展覧会が行われていることを知ることができたのも偶然だったし。こういうタイミングって面白いなー、と、思いつつ。

考えてみれば、美術館へ行くこと自体が随分久しぶり。海外旅行に出かけると必ず美術館へ行くのですが、日本で行われる企画展は大抵ひどく混雑していて・・・。人込みが苦手はワタクシはついつい美術館から脚が遠のいているのでした。

展覧会はその名の通り、若冲と江戸絵画展なので、若冲以外にも素晴らしい江戸絵画がありました。

作者は失念しましたが、曼荼羅とか涅槃像とか。モダンだし、素晴らしいなーっと思って順路を進んだわけですが。

若冲を観たらねー。あまりに卓越したその魅力に、もう、目が釘付けになってしまうわけです。


天才。


天賦の才ってこういうことを言うのだよなー、としみじみと思わされる画。


ポスターにもなっているし、紹介記事などでよく紹介されている一連の鶏の画ももちろん素晴らしいのですが、私は鶴を描いた画が美しくて、心に沁みましたねぇ。

ちょっと前に海洋堂のフィギュアが話題になったときに、動物の一番カッコよい瞬間を具現化できるとカリスマ造形師(だったっけ)が紹介されていたことがあるけれど。

そんなことをふと思い出した。


デッサンを超えた表現、そして具現力。

天才だけがその域にまで表現できる躍動感、生命力、流麗な美。


美しくて、楽しくて目が離せなかったー。


何度も何度も素敵だと思った絵の前に戻ったり、また先に進んだり。離れてみたり、間近で観てみたり・・・・・。



愉しい・・・。自然と口元に微笑が浮かんでします。


行って良かったなー。うーん、大満足。

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