ささやかだけれど、とても大切なこと。

と、いうのが日常生活にはある気がしますね。

土曜日の夜。

我が家での宴会が終わって、ざっと片付けて、寝室のベッドに腰掛けた時。

窓を透けて見えるのは、満月には少々足りない月でした。ちょうど見上げた位置にくっきりとそれは綺麗に見えたのです。

そうして、私はとても人恋しくなりました。

「月が綺麗だね。」「風が気持ち良いね。」「美味しいご飯だね。」

そんな風に、些細なことを言い合えることが、どれほど大切なことか。

そんな風に生きてゆきたいと思うのでした。


レイモンド・カーバーというアメリカの作家が書いた"A small, good thing" という短編小説があって、村上春樹氏が翻訳しています。

「ささやかだけれど 役に立つこと」という邦題になっていて、このタイトルがとても好きです。

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