悔しい・・・・

2007年2月4日 映画
映画「不都合な真実」を17才の甥っ子と見てきました。

そもそも彼はここ1年くらい、生物学とか環境破壊といったものに興味を示していたので、甥を溺愛している叔母馬鹿な叔母として、誘って連れて行ったわけです。

映画の中のデータや、事実に打ちのめされるのはもちろん。

無力な現状が悲しいのですが・・・・(いや、もちろん個人ができる事はたくさんあるのですが)。

ブッシュVSゴアの大統領選が、大混戦ののち、フロリダのカオスを経て、ブッシュが当選した当時を思い出し・・・・。

日本に住んでいる日本人としては、限られた報道しか目にしていないわけで。

ゴア氏の活動や人となりもあまり知る事もなかったわけですよ、当時は。

副大統領から立候補した彼を「大統領としてはどうなのかなぁ・・・・・」レベルの、強烈なインパクトには欠ける存在のイメージだったわけです。

まぁあそこまで僅差だったのも、そういう理由が無きにしもあらずだったのかもしれないのかなぁ・・・・・。

大変失礼ながら、個人的にはロボットとかアンドロイドみたいと、演説を見ながら思っていたり致しました(ごめんなさい)。

でも、その後の6年を経て。

今の救いようの無いイラクの現実や、地球温暖化へのアメリカのfu○kな無視っぷりを見続けるにつけ・・・・・。

今改めてあの映画を観ると、あの時、ゴアが勝っていたならば・・・・・・・。

という悔しい思いがこみ上げてきて涙が止まらなかったです。

He must have done everything all right.なわけはなく。

ゴアが全てをうまくまとめあげたなんて、そんな単純なことはあるわけもないけれど。

でも、少なくとも存在しない大量破壊兵器をたてに、戦争を開始したりはしていなかったのでは・・・・・、とか。

何かもう少し出来たのでは・・・・・と、つい思ってしまうわけです。



人類は、何て脆い危ういバランスの岐路をいつも選んで進んできているのでしょうね・・・・・・・。

皮肉だなぁ。

17才の甥っ子も思うところはあったらしく。

それも、収穫でした。


あー、しかし、今の状況は悔しいよー。パレスチナとイスラエルとかさ、イラクとかさ。アフガンだって、安定とは程遠いし・・・・・。

私たちはどこへ向かうんでしょうか・・・・・・。

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