昨日の椎名純平氏のリリース記念ご招待ライブ。

行って参りましたぜぃ、友人にお誘いを頂いて。

でねぇ、感想なんですがねぇ・・・・・・・・。

以下、辛口です。すみません(と、最初に謝っておく)。


椎名君、何をやりたいのかなぁ。っていうかどういう人になりたいのかなぁ、というのが非常に不鮮明でしたねぇ。

ワタクシは常々ステージのこっち(見る側)とステージのあっち(演る側)とは違うんだから、ステージに乗っかって何かをパフォームするのであれば、(特にフロントマンには)「根拠無き自信」が無いと(いや、別に根拠があっても良いんだけど)駄目じゃないのかなぁ、と思っているわけですよ。

「俺は今、ステージに立ってて、こんなかっちょええことやってて、スゲーだろ〜〜〜〜〜。好きなことこんな風にやってて、愉しくて、ええやろー。」

みたいな、さ。

そういう何かがその演奏なりパフォーマンスなりから滲み出てきて、それが観客と化学反応して「ライブ」を作り上げる、みたいな気がしているわけですわ。

でもねぇ、椎名君。パフォーマーとして、どうなのかなぁ。

何かが圧倒的に欠けている気がしてならないんだなぁ。

デビューシングル「世界」がラジオで掛かったのを聞いて、これ好きな声だな、って思って誰が歌っているのか検索して・・・。

それ以来、ずっと聴き続けておりますが。

椎名君、楽曲を作って、レコーディングして、「作品」を創るのが好きなのかな。

唄うのが好きなのかな。

で、ライブが好きなのかな。本当に好きなのかな。

それにしてはライブをやらなさ過ぎだし、ライブやらなきゃ、ライブを作り上げる経験や実力も付いてゆかないよねぇ。

ソングライティングで満足するのか、はたまたプロデュース的な作業に進むのか。

あるいはパフォーマーで生きてゆくのか。

今岐路に来てるんじゃないかなぁ・・・・・・。

パフォーマーで生きてゆきたいのなら、お願いですから、もっとライブをやって、ライブ力(りょく)を付けて欲しい。

小さなハコで頻繁にライブをやって。大好きであろうソウルのカヴァーなんぞも織り交ぜてひとつの「ライブ」を観客と作り上げてゆく作業を上達して欲しい。

昨日のトリオでは、途中ベースの音が出ないトラブルが起こったりしましたが、そんなのは全然問題なんかじゃない。トリオの音が纏まっていないし。(メンバーは、前回と同じドラム:佐藤大輔氏、ベースが変わって、うめだじゅん氏だったかな。名前うろ覚え。)

出だし、常に声の調子に不安のある椎名君だから、声がよく出ていて、PAの感じも悪くないし、「お、今日はなかなか良いんじゃない。」と思った数曲が経ると・・・・・。

その声の響きなんかに慣れてくると・・・・・。

新譜からの曲のお披露目で、椎名君、鍵盤と唄でイッパイイッパイな様に見えて・・・・。

何かを表現するとか言う余裕が無かった様に見受けられてしまったよ。

でもさ、それじゃぁさ、プロのパフォーマンスじゃないんじゃないのかなぁ・・・・・・・。

それから、新譜の歌詞もなぁ・・・・。さびの部分だけ、英語にするのはさ、どうなのかなぁ・・・・・。

そういうJ POP的、ダサい歌詞。私は好きじゃないよ。

デビューアルバムで漢字満載の楽曲を創作していた彼のスタイルが好きだったのになぁ。


何か魅力的なものがあるのに。

何かが足りない。

ここ何回か彼のライブを観るたびに思う、この思いを再び抱いて、ライブは終了です。

どういう方向に進むのか、考え時だと思うんだけどなぁ。彼のブレインにライブをもっとやりましょう、と進言する人がいないのが、全く持って私には不思議です。

新譜は買わないなぁ・・・・・。

モーブルとかでの(比較的高価で短時間の)ライブも、もう行かないだろうなぁ・・・・・。

PLUGとかで、マンスリーとかやれば良いのに。

以上、辛口感想発表でした。


あぁあ〜、あの声、好きなのになぁ・・・・・・・・・。

もったいない、と思うのに。

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