ISBN:4150753571 文庫 サラ パレツキー (編集), 山本 やよい(翻訳) 早川書房 1992/09 ¥714

お馴染み、ヴィク・シリーズの作者サラ・パレツキーが編集した、女性探偵モノの短編集。

それぞれに、なかなか個性があって面白かったなぁ。

音楽もそうだけど、未知の作家の特徴・感触をこういう短編集で選んで(ライブならイベントで見て)、その人の作品を買う(ワンマンに行く)っていうのは有効だよねぇ。

上巻目次:

運のいい拾い物(リザ・コディ)
前と同じ場所で(スー・グラフトン)
ベニーの神殿(マーシャ・ミュラー)
人形(ドロシイ・S.デイヴィス)
顔の傷(ナンシー・ピカード)
テキストのない殺人(アマンダ・クロス)
不用品(フェイ・ケラーマン)
あなたをもっと知るために(アントニア・フレイザー)
花嫁には気の毒な日(ジュリー・スミス)
盗まれた女流詩人(バーバラ・ウィルスン)

下巻目次:

死とダイヤモンド(スーザン・ダンラップ)
わたしに代わって、あの男を殺して(メアリ・ウィングズ)
切り裂かれた招待状(マリリン・ウォレス)
セルマを探して(ギリアン・スロヴォ)
デボラの裁き(マーガレット・マロン)
男の城(シェリー・シンガー)
誉れある名(キャロリン・G.ハート)
ゴースト・ステーション(キャロリン・ウィート)
どこにいるの、モニカ(マリア・アントニア・オリヴァー)
報復の調べ(サラ・パレツキー)
思い出のサマーキャンプ(ドロシイ・B.ヒューズ)

何人か、単独で読みたい作家を見つけましたぞー。邦訳出てるのかな。

コメント

nophoto
なお
2010年5月18日0:33

キャロリン・ウィートで検索したらここにたどり着いてしまいました(笑)
「彼女は水草に抱かれ」てのが面白かったのを思い出して再読してたのよ。
今月(2010年5月)は講談社文庫ですら海外もの新作無いという悲しい状況です。
いつか改善する日を夢見ながら、
せめて海外ミステリぐらいは新刊書店で買おうと思うのでした。

はにゃ。
2010年5月18日17:13

>なおさま、
いらっしゃいませ。静かな小部屋へようこそいらっしゃいました。

海外ミステリ、厳しいですねぇ・・・・・・・・・・。好きな作家もなかなか邦訳が出なかったりして、寂しい思いをすることもしばしば。最近マイクル・コナリーは英語が比較的平易なので、原著のみで日本語版を買わなくなってしまいました。

確かに新刊を書店で買うことは重要と、私も思います。でも、売ってなかったりもするんですよね~。がむばってほしい・・・・・・。

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