ISBN:4163240209 単行本 藤原 伊織 文藝春秋 2005/06/10 ¥1,800
臥せっている間に読了。
あぁ、やっぱりこの人の作風好きだなぁ、としみじみ。
子供時代の記憶と今の自分の有り様を絡ませたプロットとしては、例えば、白川道の「天国への階段」とか、天童荒太の「永遠の仔」とか、東野圭吾の「白夜行」とか。
すぐに名前が挙がる作品はいくつかあるけれど。
個人的には、天国の階段は途中からあの湿度がかなりしんどくて。
永遠の仔と白夜行は相次いで読んだんだけど、表裏一体をなす作品みたいに感じられて、どっちも好きだった。どちらかと言えば、私にとっては白夜行がほんの少々だけ優れていた感があったかなぁ。
それらとはまた別の藤原ワールド。この人の描く主人公はいつもかっちょ良過ぎます。
でも、それがイヤミじゃないのよねぇ。これが、この作者が好きだってことなのでしょう。
藤原さんの健康状態の回復を祈ってやみません。
臥せっている間に読了。
あぁ、やっぱりこの人の作風好きだなぁ、としみじみ。
子供時代の記憶と今の自分の有り様を絡ませたプロットとしては、例えば、白川道の「天国への階段」とか、天童荒太の「永遠の仔」とか、東野圭吾の「白夜行」とか。
すぐに名前が挙がる作品はいくつかあるけれど。
個人的には、天国の階段は途中からあの湿度がかなりしんどくて。
永遠の仔と白夜行は相次いで読んだんだけど、表裏一体をなす作品みたいに感じられて、どっちも好きだった。どちらかと言えば、私にとっては白夜行がほんの少々だけ優れていた感があったかなぁ。
それらとはまた別の藤原ワールド。この人の描く主人公はいつもかっちょ良過ぎます。
でも、それがイヤミじゃないのよねぇ。これが、この作者が好きだってことなのでしょう。
藤原さんの健康状態の回復を祈ってやみません。
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