昨晩の夜更かしのお陰でたっぷり朝寝。

何度も目覚めながらうとうと眠り続けたら、お昼近く。ぽつぽつと雨が落ちてきました。

家でのんびりする日にどんよりと曇っていたり、雨がぽつぽつしているのは好きです。ぼんやりとした気持ちによく似合う。

そうして、Luther Vandrossのトリビュートを聴いております。

豪華なメンツのラインナップの中に、ルーサーとエルトン・ジョンのデュエットがあって、そのルーサーの声があまりに甘くて懐かしくて、ちょっとほろっとしてしまった。

思えばルーサー・バンドロスはアレサ・フランクリンやシャカ・カーンなどなど、R&Bのシンガー達に勢いがあった頃に併せてよく聴いた魅力的なシンガー。

どんなにそのメンツが豪華でも、やっぱりルーサーの声が聴きたくなってしまう。なのに、ウチには彼のCDが一枚も無いことが判明して、ちと寂しい気持ちです。(次回CDショップで買うCDが決定ですな。)


ところで、昨晩の夜更かしは久々の「愛しのゲイ友:魂の恋人」との一杯でございました。

ここのところナカナカ会えずにいた間に溜まったあれこれ・他愛も無い話を一気に話しておりました。

10時過ぎから深夜2時まで話したのに、私ったらまだ話し足らない気分。

思えば今年の前半はしょっちゅうしょっちゅう、ご飯を食べたりライブに行ったりの日々で。そのバランスを取られているかのように、後半はほとんど会えない日々で。

寂しい想いが募っているんですよねぇ。でも、オトナには諸般の事情っつうものがあるわけでさ。ほんとはもうちょっと頻繁に会いたいのですが。



金曜日は上原ひろみのトリオを観に行ってきました。なかなかエカッタです。

このトリオでアメリカ、ヨーロッパ、中東と1年廻っていたそうで。さすがにトリオとしてとてもまとまっていました。

彼女は以前から、私がthe Soul Searcher さんの日記で紹介されていて(テレビの情熱大陸に出た頃から)、ずっと気になっているピアニストでしたが、ようやくライブを観れました。

彼のブログで「鍵盤の上は嵐」と紹介されていた、そのプレイは誰もの目を引くことでしょうが、それ以上に私は彼女は楽曲が良いんだなぁ、と思ったりもしましたねぇ。一緒に行った友人が彼女は元々は学校で作曲科に在籍して作曲家志望だったらしいと教えてくれて納得。

それから、もうひとつ思ったことは、彼女の年齢だと(今26歳位)若い頃から全ての音楽が目の前にあったのだろうな、ということ。

クラシックピアノから始まり、そのピアノの先生がジャズも好きだった影響で6歳の時点でオスカー・ピーターソンがお気に入りだったというツワモノ。それから恐らく60年代、70年代・・・と続くポップスやロックやあれやこれや。

そういうものが彼女の中で融合して紡がれた音楽、という気がしました。

彼女の印象的だったMCでのいくつか:

「この1年はこのメンバーでアメリカ、ヨーロッパ、中東と廻って、楽しくもありましたが、ツライこともたくさんあって・・・。」

「生まれ育った国でこんなに暖かく迎えて頂いて本当に嬉しいです。」

「また来年ももっとたくましくなって戻ってきます。」

このたくましくなって、って言うのが良いではないか。自分のやるべきことがしっかり解っているというのが実に素晴らしい。

凱旋者に弱いという日本の国民性を差し引いても、とても魅力と才能に溢れて今後も評価・支持されて行くアーティストだよなぁ、と思わせてくれました。

(席が後ろの方だったので、今度はもうちょっと近くで見たいかな。)

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