塩田哲嗣 スペシャル・セッション“Mo’ Swing”vol.1

っていう企画で塩田さんの3days。

どれにしようか迷うところですが、大坂さんと塩田さんの絡みが聴きたくて、昨日の2日目に行ってきました。

ちなみにその3日間のメンツは↓の通り:

・11/9(水)
塩田哲嗣(b)、多田誠司(sax)、佐山雅弘(p)、Tommy Campbell(ds)

・11/10(木)
塩田哲嗣(b)、多田誠司(sax)、椎名 豊(p)、大坂昌彦(ds)

・11/11(金)
塩田哲嗣(b)、矢野沙織(sax)、今泉正明(p)、藤井伸昭(ds)

あ、場所はご当地、Motion Blue Yokohamaです。

いやぁ、良かったよ〜。特にセカンド。

ファーストの半分くらいは、こういうセッション系の常かもしれませんが、ちょっとまとまり感というかアゲ感というか、何かが足りない感じが多少しましたが。段々熱くなってきて。

何がどう良いなんて、ジャズ初心者のワタクシ、うまく言えませんが。

セカンドの途中でねぇ、「こういう良い演奏ってば、心の薄衣を一枚一枚剥いでいって心の核にせまってくるんだなぁ・・・。」と、じんわり涙が出てしまった。

瞬間的に心を鷲づかみにするって場合もあるだろうし、昨日の様に徐々に徐々に沁みて来て、気付いたら心が丸裸になったかのように音楽に身を任せていたって場合もあると思うんだ。

それはその時の自分の状態だったり、その音楽との相性だったり、様々な要素が関係しているんだろうけれど。

以前、ニューヨークのグッゲンハイム美術館でピカソのIroning Woman(アイロンをかける女)という絵の前で泣いてしまったことがある。

何がどうワタシの心に働きかけたのか解らないけれど、涙が止まらなくなってしまったんだな。

昨日のライブの途中で感じた「何か」とピカソの絵の前で感じた「何か」。

あるいは沈み行く夕陽を見ていたらそんな気持ちになることもあるよね。

美しいものが出来るそういう何か。

そんなことに思いを馳せたヒトトキでもありました。

あ〜あ、何かいいやねぇ、こういう時間。

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