ぼんやりと、

2005年8月15日 日常
終戦記念日。

今年は例年より、原爆のこと、日航機事故のこと、終戦記念日のこと・・・・・・、と何年か前のその日に起きたことを思ったりしながら過ごしたこの2週間ほど。

祖母の新盆の行事に少しだけ参加して、今日の午後から働いております。

祖母が亡くなって一連の儀式を行ったときにも思ったのだけれど、つくづく自分は地域共同体というものから離れて生活してきてしまった人間なのだなぁ、ということ。

季節の折々、人生の折々に共同体で執り行われる行事というものをほとんど知りません。

今日は川原で祖母の新盆用に飾った提灯や笹を焼くのだそうです。そして地域の方々にお酒を振舞うのだそうです。

その様子を見たかったのですが、残念。仕事です。

仏教や、古くからの習慣というものに、慣れ親しむことなく中年にまでなってしまいましたが。最近ようやく、共同体で人々は生きてきたのだなぁ、という事実を教えてもらった気がします。

墓参りや墓守という意味、日常生活における仏教の意味、などなど。

蝉時雨と、お線香の香り。

迎え火の夕暮れ。

ぼんやりと2005年の夏、です。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年7月  >>
293012345
6789101112
13141516171819
20212223242526
272829303112

お気に入り日記の更新

日記内を検索