春の宵

2005年4月14日 ヲトナ道
日が伸びてきて、仕事を終えて事務所を出てもまだほの明るいことが幸せに思える。

薄闇の空には下弦の月。

少し肌寒い風を受けながら歩いているうちに染み出てくる気持ちがある。


さっきまでの幸せな気持ちが、呼びようのない気持ちに染まってゆく。



そして、ふと気付くのだ。

こういう気持ちを寂しい気持ちって言うんだな、と。


人恋しい、やるせない春の宵。


いくつになっても、オトナになっても。
こんなに頼りない、寂しい気持ちになるのだね。

ふぅ。

オトナ道は厳しいなりよ。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索