何となく、追記。

私の知り合いに若い頃にドラムを習っていたという人がいる。某有名ドラマーのレッスンを受けてたそうで。その後生計は他の職業で立てることにしたのだが、細々と今でもプレイしているらしい。(聴いたことは無いけど)

2回か3回程、違うタイプのライブに一緒に行ったのだけれど、お好みにあったのもあれば、そうでも無いのもあるらしい。

で、その人が「枯れたジャズが良いよねぇ。この道でずっとやってきた人たちのさぁ。こう余分な音が無いプレイが良いんだよねぇ。」といつも、いつも言うのだ。

ふぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん、と私は思うのだ。

そりゃぁ、その道でずっとやってきた人の演奏に魅力はあると思うよ、私だって。

でも(馬鹿の一つ覚えみたいに)枯れてりゃいいのか?と思うのだ。

余分な音があったって良いじゃんか。余分なエネルギーがあったって良いじゃんか。

と、ね。

この間拝見した古澤良治郎さんの演奏なんて、決して若い方ではないけれど、全然枯れちゃいない。華やかで、エネルギーに満ちて燃えてたよん。お酒で例えるなら「大吟醸」のお酒みたいに薫り立つみたいだったよ。

もちろん「枯れてる」のが好きでも良いし、ファンキーなのが好きでも良いんだけど。

こうやって「ステレオタイプ」な「紋切り型の表現」みたいなのが引っかかるときがあるのよねぇ。ワタクシよく手垢の付いた表現と言ったりしてますが。

「枯れたジャズ」っていうのがひとつの表現であることは間違いないので、それにいちゃもんつけてる訳ではないんだけど。

まぁ、要するに、だ。

最後はそれを使う人の品性・感性が自分に合うか、合わないか、ってことだけなんだよねぇ・・・・・って何のオチにもなってまへんなぁ。


(って自分で突っ込んで自分で収拾してますが・・)

別に意味は無い、独り言でございました。

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