Frank McComb @ Blue Note Tokyo
2004年12月21日 ライブ本日も定時ダッシュだ。フランク・マッコムのライブ@ブルノでございます。ぜいぜい。今日も開演に間に合うかなぁ。
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行ってまいりました。ブルノ・ファースト。前回同様ギリギリ開演に間に合って最初の一杯を口にすると同時位に客電が落ちた。
ライブ自体は決して悪くはなかったんだけどねぇ・・・・。
(ブルーノートという)「祝福された特別な空間」という感じがしなかったなぁ。ライブが始まった瞬間にLAのあるいはワシントンDC辺りののナイトクラブに来たみたいだなと思った。
何と言うか、リーダーのフランク君はいつも通りカジュアルなたたずまいだし、彼を筆頭に全員若いし、「格式がそれなりにある場所でのライブ」って感じの「顔付き」や「オーラ」があまりないのだなぁ、第一印象が。
むやみに場所の敷居を高くする必要もないけど、やっぱり彼らの演奏はブルーノートという場所には、ちょっと「格」というものが足りなかった気がする。やっぱりモーション・ブルー止まりかなぁ、と思ってしまう。
アメリカならチャージが20ドルのライブって線じゃなかろうか。青山は家賃高いだろうからハンデが大きいとしても、それを加味しても60ドルはちょっと高いなぁ(苦笑)。
ステージが進むにつれて、フランク君のピアノ・ソロが長くなると、「フランク君、フランク君!みんな君の喉が奏でる音を聴きに来てるんだよ。指が奏でる音じゃなくて。」と、つい思ってしまう。ははは。
だってねぇ、キーボーディストとして、あるいはインストの音楽としては、取り立てて凄いって感じではないし。
それから、この間プリンスにドラムセットを買ってもらったという(by the Soul Searcher さん)女性ドラマーのコーラさん。前回も思ったけど、時々リズムが荒っぽくなる気がするのよね。いや決して嫌いでは無いんだけどね。
あとシンセの音もちょっと気になったかなぁ。1曲目のシンセソロの時は音が古臭いと私は思ったんだけど、私だけかな。
そういう何やかんやが、冒頭のLAのナイトクラブに来たみたいという感想をまた蘇らせるのだった。
ゲスト・ボーカリストのサイ・スミス。別にいらなかったんじゃないかなぁ、と私は思った。途中で2曲演奏して、ステージからしばらく引っ込んでいた。どのタイミングで再登場したのかちょっとよく覚えていないけど。アンコールだったかな。
彼女自体はとても美しくて演奏も歌も別に悪くないけど、観客はフランク君の歌をもっと聞きたかったと思うんだけど。もっとたくさんデュエットでもするのかな、と思いきやそうではないし。
フランク君、今までは「ダニー・ハサウェイの再来」とか、そういう方向で注目を浴びて、まぁそれを本人がどう思うかは別にしても、いろんな意味で良かったというか、それで済んでたという部分があると思うのだけれど、これからが正念場ですなぁ、君の持味で今後どうやってくのかなぁ?と思われましたねぇ。
いや、もちろん、彼の声大好きなんだけどね。だから余計シビアに言ってしまうんだけど。
それにしても、日本人。ダニー・ハサウェイが好きな人多いのね、きっと。ほぼ満席だったと思うし、ぽちぽちと年配の男性の姿も見受けられて。ニューソウルをリアルタイムで聴いてたのかなぁ、なぁんて思ってしまった。
ダニーの唄を唄っている時はさすがに盛り上がりましたねぇ。確かに、一連のダニー・ハサウェイのナンバーは凄く良かった。
ちょっと辛口ですね、今日の感想は。でもね、ブルーノートでのライブってもうちょっと「貫禄のある」とか「絶対的な存在感のある」ってな感じの演奏を期待しちゃうのよね。
そういう場所であって欲しいってことかしらん。
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行ってまいりました。ブルノ・ファースト。前回同様ギリギリ開演に間に合って最初の一杯を口にすると同時位に客電が落ちた。
ライブ自体は決して悪くはなかったんだけどねぇ・・・・。
(ブルーノートという)「祝福された特別な空間」という感じがしなかったなぁ。ライブが始まった瞬間にLAのあるいはワシントンDC辺りののナイトクラブに来たみたいだなと思った。
何と言うか、リーダーのフランク君はいつも通りカジュアルなたたずまいだし、彼を筆頭に全員若いし、「格式がそれなりにある場所でのライブ」って感じの「顔付き」や「オーラ」があまりないのだなぁ、第一印象が。
むやみに場所の敷居を高くする必要もないけど、やっぱり彼らの演奏はブルーノートという場所には、ちょっと「格」というものが足りなかった気がする。やっぱりモーション・ブルー止まりかなぁ、と思ってしまう。
アメリカならチャージが20ドルのライブって線じゃなかろうか。青山は家賃高いだろうからハンデが大きいとしても、それを加味しても60ドルはちょっと高いなぁ(苦笑)。
ステージが進むにつれて、フランク君のピアノ・ソロが長くなると、「フランク君、フランク君!みんな君の喉が奏でる音を聴きに来てるんだよ。指が奏でる音じゃなくて。」と、つい思ってしまう。ははは。
だってねぇ、キーボーディストとして、あるいはインストの音楽としては、取り立てて凄いって感じではないし。
それから、この間プリンスにドラムセットを買ってもらったという(by the Soul Searcher さん)女性ドラマーのコーラさん。前回も思ったけど、時々リズムが荒っぽくなる気がするのよね。いや決して嫌いでは無いんだけどね。
あとシンセの音もちょっと気になったかなぁ。1曲目のシンセソロの時は音が古臭いと私は思ったんだけど、私だけかな。
そういう何やかんやが、冒頭のLAのナイトクラブに来たみたいという感想をまた蘇らせるのだった。
ゲスト・ボーカリストのサイ・スミス。別にいらなかったんじゃないかなぁ、と私は思った。途中で2曲演奏して、ステージからしばらく引っ込んでいた。どのタイミングで再登場したのかちょっとよく覚えていないけど。アンコールだったかな。
彼女自体はとても美しくて演奏も歌も別に悪くないけど、観客はフランク君の歌をもっと聞きたかったと思うんだけど。もっとたくさんデュエットでもするのかな、と思いきやそうではないし。
フランク君、今までは「ダニー・ハサウェイの再来」とか、そういう方向で注目を浴びて、まぁそれを本人がどう思うかは別にしても、いろんな意味で良かったというか、それで済んでたという部分があると思うのだけれど、これからが正念場ですなぁ、君の持味で今後どうやってくのかなぁ?と思われましたねぇ。
いや、もちろん、彼の声大好きなんだけどね。だから余計シビアに言ってしまうんだけど。
それにしても、日本人。ダニー・ハサウェイが好きな人多いのね、きっと。ほぼ満席だったと思うし、ぽちぽちと年配の男性の姿も見受けられて。ニューソウルをリアルタイムで聴いてたのかなぁ、なぁんて思ってしまった。
ダニーの唄を唄っている時はさすがに盛り上がりましたねぇ。確かに、一連のダニー・ハサウェイのナンバーは凄く良かった。
ちょっと辛口ですね、今日の感想は。でもね、ブルーノートでのライブってもうちょっと「貫禄のある」とか「絶対的な存在感のある」ってな感じの演奏を期待しちゃうのよね。
そういう場所であって欲しいってことかしらん。
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