13階段

2004年9月5日 読書
ISBN:406274838X 文庫 高野 和明 講談社 2004/08 ¥680

うん。面白かった。1日で読破いたしました。

これがデビュー作で江戸川乱歩賞受賞かぁ、凄いなぁ。デビュー作とは思えない手慣れた感がありますねぇ。そらぁ、宮部みゆきも絶賛、と帯にどでかく書かれるわけだ。(って、私もそれが目を引いて買ったんだけどね。へへ)

死刑制度に関する疑問や、法の執行の平等性・透明性、などテーマもしっかり盛り込んであるし。構成も悪くないよね。

何の文句もないのだけれど、ひとつだけ挙げるとするならば・・。

(もちろん、私の記憶力が悪いだけなのかもしれないけれど)最近この辺りのミステリ作家の区別が、内容や文体やスタイルなどから区別がつかないのだ。

何というか、際立った特徴を感じない、というか。

これってわしが鈍感なのかしらん、と思う今日この頃。

まぁ、「半落ち」もこの「13階段」も映画化されていた事を知らなかった位なので、わしの情報力が少ないのかもね〜。

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