ISBN:4062115808 単行本 桐野 夏生 講談社 2002/10/29 ¥2,100
う〜〜〜〜〜む。
正直、複雑な心境です。この前までの村野ミロが結構好きだっただけにねぇ。サラ・パレツキーのヴィクが好きなのと同じように、結構ミロも好きだったんだけど・・・・。
まず、成瀬に対してそこまでの執着を持っていた、というスタートからして仰天。
え〜〜〜〜、そうなの〜〜〜〜。って感じ。
それから、その顛末から、村善を殺してやるとまで思いつめて北海道に飛んでゆくというのが、またまた仰天。
え〜〜、そうくるかぁ〜〜〜〜??
もちろん、クールなゲイのトモさんの豹変ぶりも凄いし。
人間の卑しさや裏返った情、などなど・・・・。
読み進んでも、読み進んでも、「どうしてここまで内臓をえぐってさらけ出すような展開になってるんだろう。」という違和感が拭えないまま、読了。
実は彼女の作品では評判の高い『柔らかな頬』があんまり好きでない、という事実が、何となくこの『ダーク』を読んで自分自身で納得が行ったかもしれない。
枯れることを知らないマグマの様な、粘度の高いオンナの情念、みたいなの。実は結構苦手なのだ。
やっぱり、読後感は「う〜〜〜〜ん」、です。残念ながら。
う〜〜〜〜〜む。
正直、複雑な心境です。この前までの村野ミロが結構好きだっただけにねぇ。サラ・パレツキーのヴィクが好きなのと同じように、結構ミロも好きだったんだけど・・・・。
まず、成瀬に対してそこまでの執着を持っていた、というスタートからして仰天。
え〜〜〜〜、そうなの〜〜〜〜。って感じ。
それから、その顛末から、村善を殺してやるとまで思いつめて北海道に飛んでゆくというのが、またまた仰天。
え〜〜、そうくるかぁ〜〜〜〜??
もちろん、クールなゲイのトモさんの豹変ぶりも凄いし。
人間の卑しさや裏返った情、などなど・・・・。
読み進んでも、読み進んでも、「どうしてここまで内臓をえぐってさらけ出すような展開になってるんだろう。」という違和感が拭えないまま、読了。
実は彼女の作品では評判の高い『柔らかな頬』があんまり好きでない、という事実が、何となくこの『ダーク』を読んで自分自身で納得が行ったかもしれない。
枯れることを知らないマグマの様な、粘度の高いオンナの情念、みたいなの。実は結構苦手なのだ。
やっぱり、読後感は「う〜〜〜〜ん」、です。残念ながら。
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