A Day At The Races

2004年7月26日 音楽
QUEEN 〜1976

Tie Your Mother Down
You Take My Breath Away
Long Away
The Millionaire Waltz
You & I
Somebody To Love
White Man
Good Old Fashioned Lover Boy
Drowse
Teo Torriatte (Let Us Cling Together)


今ラジオで "Somebody to Love" が流れた。中学生の頃に大好きだった、Queen。

このアルバムの中に 「手をとりあって」という日本語のタイトルの曲があって、その一部が日本語の歌詞になっている。(記憶を頼りに書き記すならば)

 手を取り合ってこのまま行こう
 愛する人よ
 静かな夜に光を灯し
 愛しき思いを胸に

というような歌詞。

あの頃はKISSやらQueesやら、あれこれあれこれ、とにかく「外タレ」が大人気だったので、みんな日本によくお金を稼ぎに来てたし、この日本語での歌詞も日本のファンへの(一応の)感謝と(ちょっとは)ご機嫌取りなんだろうなぁ、と思っていたと思う。

このアルバムは大好きだったけれど、そしてこの曲も大好きだったけれど、日本語で唄ってくれたからこそみたいな思い入れはそんなにはなかった。

時は過ぎて、10年ちょっと後・・・。


アメリカで同い年のギリシャ人に出会った。

彼は若い頃からなぜか「日本」という国や文化に興味があって、当時Queenが日本語で唄っていたこの曲が大好きだったというのだ。

ギリシャ人は自分達のことをヨーロッパ人だと思っている。

同じヨーロッパ人のイギリスのミュージシャンが歌っている、日本語の歌詞。愛の唄。

10年以上前に、アジアの端っこでQueenを聞いていた日本人の中学生のオンナノコと、ヨーロッパの端っこで同じ曲を聴いて、未知なる日本へ思いを馳せていたちょっとませた中学生のオトコノコ。

時を越え、はるかアメリカで知り合ったら・・・・・・。

恋に落ちない訳が無い・・・・。

そして、結婚しようという話にまでなった。

Will you marry me?

Yes.

ってヤツ。

でもやっぱり色々とあって、結局結婚はしなかった。

未練がある、というのとは違うけど、あの時結婚してたらどうなってたのかな、と思うことはある。

友人に話したら、「その時に子供だけでも産んでおけば良かったのに。可愛い子が出来たかもよ。」と、のたまった。

今なら「そうだよねぇ。その手があったよねぇ。惜しいことをしたかも。」と酒の席で笑い飛ばせる。

昨日の美奈子嬢の声で、少々感傷的になっているのかな。

そんなことを思い出した。ふふふ。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索