年末の「年越しお祭り騒ぎ」ライブ以来の椎名純平のライブ。今週は珍しく、唄物のライブが一週間に2度。

モーション・ブルーはいつも言っているけれど、観やすくて、近くていいんだけれど、入れ替えなんだよねぇ。演奏時間が短いのがほんとうに悔しい。

(今日は、例の事件以来初のライブだと思うので「お騒がせしました。」なぞ、MCで謝ったりしていた。それほどメジャーなミュージシャンでもない椎名純平氏あたりでも、ああいうことがあるとマスコミにばっちり名前が出てしまうのって何だか気の毒だなぁ、とは思うけれど。ま、それは置いておいて。)

ライブねぇ、良かったなぁ。

スガシカオのファミシュガがかっちょええ様に、椎名純平のEvil Vibrationsが良いのだよ〜。

今回は、ギターの長岡君がイギリス留学中だとかでギターレス。でも、そんなことを全く感じさせない。

Moto&Tabu Zonbiのホーンセクション。
いかにも5弦ベース弾きって感じの大神田智彦。
初代ドラマーで去年復帰した波多江健。
そして、フェンダー・ローズとボーカルの椎名純平。

この取り合わせが醸すサウンドがね、好きなんだな。

今回しみじみ思ったのは、私にとって椎名純平というアーティストは、椎名純平ピンが好きというよりは、彼の音楽の創作力・トータルプロデュースの力が好きなんだな、ということ。

彼の頭の中に「こうありたい」という音のイメージがあって、それが具現化する力、とでも言うのかな。

そのイメージの音を現実にする為の人選であろうし、アレンジであろうし、演奏なんだろうと思う。

それが、目の前で繰り広げられて演奏されている、今この瞬間の音がね、すごく気持ちよくて好きなんだよね。

若い頃に好きだった音が似ているのかもしれない。カラダに持っている好きなグルーブ感やら何かが似ているのかもしれない。理由は解らない。

でも、椎名純平のライブがあれば行きたいなって思うのはそういうことなんだなぁ、ととても良く解った。

なので、今回は椎名君の目の前の席で聴いていたのだけれど、彼の唄はあんまり聴いていなかったかもしれない。バンド、として聴いていて、ドラムを見たりベースを見たりホーンの2人に聞き惚れたり・・・・。と、あちこちをずーっと観ていた。

以前のライブで、いやいや椎名君ボーカリストとしての腕前を上げましたねぇ、って書いた記憶があるけれど。今回はホーンの2人が一皮も二皮も剥けていて、かなり惹きつけられました。

soil & "pimp" sessions としてメジャーデビューして、ファーストCDも間も無くリリースされる彼ら。

1年半位前に初めて椎名純平のライブに行った時から、ええじゃん、って思ってたけど。そして彼らのオリジナルのユニットも観に行ったけど。

ここのところ、かなりの数のライブをこなしているのは伊達じゃないね。

2人の音の調和、吹きまくる音と抑制。全てが腕を上げていると思う。かっちょええじゃないの〜〜。

偶然にも二日前位にスカパーで彼らの初のPVを見たことを、ライブが終わった後に会場に出てきたMoto君に言ったんだけど。(おまけに、しばらく話した後に、実は「社長」が苦手なんだよね。と本当のことまで言ってしまった。)これから伸びて行くんだろうなぁ。ちょっと楽しみ。

おまけに、どんどんお客が帰って行く中で、地元の私と友人はビールを呑み続けていて、最後には「紳士」な波多江さんと音楽談義までしてしまい、何やら楽しい夕べとなりました。ははは。波多江さん、どうもありがとうございました。(←ってここでお礼を言ってもしょうがないんだけれど。)

あぁ、楽しかった。また、来てねぇ。でも、やっぱり次回はフルのライブが観たいよ。入れ替えじゃなくて。

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