ISBN:4087474518 文庫 真保 裕一 集英社 2002/06 ¥840
今日は特に予定がないので、ごろごろしながらこの「ボーダーライン」を読み返していた。
それにしても、やっぱり彼の取材力と想像力及び描写力は凄いな、と思う。日本人でアメリカを舞台にここまでハードボイルドを書ききってるもんねぇ。
私は以前読んだ本の筋ってすごく簡単に忘れてしまうので、読み返す時に初めて読むような気がするというのはよくあるのだけれど。
今回も後半の筋や結末などほとんど忘れていた。そして結構楽しめた。最初に読んだ時よりも面白く思えたかも。
この作者はホワイトアウトの主人公のセンチメンタルなところがちょっと私には鼻について、あまり良い印象は持っていなかったのだけれど。このボーダーラインはその辺りもかなり緩和されていて、結末にも救いがある。その救いも安っぽくないと思えた。
同じ小説、絵画、音楽が自分の状態で違う感想になるのは、普通のことだと思う。
アムステルダムのゴッホミュージアムには3回行ったけれど、その度に異なる感想を抱いた。
中年危機を走り抜けようとしている今、自分の心境などにもきっと変化が生じているんだろうなぁ・・・・・。
今日は特に予定がないので、ごろごろしながらこの「ボーダーライン」を読み返していた。
それにしても、やっぱり彼の取材力と想像力及び描写力は凄いな、と思う。日本人でアメリカを舞台にここまでハードボイルドを書ききってるもんねぇ。
私は以前読んだ本の筋ってすごく簡単に忘れてしまうので、読み返す時に初めて読むような気がするというのはよくあるのだけれど。
今回も後半の筋や結末などほとんど忘れていた。そして結構楽しめた。最初に読んだ時よりも面白く思えたかも。
この作者はホワイトアウトの主人公のセンチメンタルなところがちょっと私には鼻について、あまり良い印象は持っていなかったのだけれど。このボーダーラインはその辺りもかなり緩和されていて、結末にも救いがある。その救いも安っぽくないと思えた。
同じ小説、絵画、音楽が自分の状態で違う感想になるのは、普通のことだと思う。
アムステルダムのゴッホミュージアムには3回行ったけれど、その度に異なる感想を抱いた。
中年危機を走り抜けようとしている今、自分の心境などにもきっと変化が生じているんだろうなぁ・・・・・。
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