知らなかったよ〜〜〜〜。Otis Rush が脳梗塞で倒れていたなんて〜〜〜〜!

今にも雨が落ちてきそうな、日比谷野音。昨日の疲れも取れてないし、朝起きた瞬間に喉が痛くて、どう考えても微熱がある、と思う。でも、測ると気持ちが負けるので、ぎりぎりまで寝ていて出かける。

寒いよ〜〜。コットンだけどタートルネックなんて着込んじまった。もちろん、100均で買ったレインコートと、ストレートで飲める高級ブランデーを持参。

出演バンドは:

Black Bottom Brass Band
近藤房之助 & His B and O
Derek Trucks Band
Otis Rush

だったんだけどねぇ。

BBBB:う〜〜〜ん、どうだかなぁ。正直、興味なし。

近藤房之助:まぁ、彼は、いつものこんな感じだよね。ベースがいつもの青木さんじゃなくて、バカボン鈴木だったので、音が少々違うような。青木さんは音がゴリゴリしてると思うので。バカボン氏、プレイしている姿が妙にかっこええ。でも、全体的な印象はあまり変わらず。

房之助氏がすごく楽しそうにプレイしているのが印象的。「Otis Rush万歳!」なぁんて言ってステージ始めてたし、Otis Rush は房之助氏の好きなアーテイストだもんね〜♪

Derek Trucks Band:若きスティールギターの名手、という触れ込み。でも、予習なし。全然音源も聞いていまへんでした。

もともとインストのバンドに、後からボーカルが入ったみたいなんだけど、このボーカルが中々にソウルティストがあって良い。個人的にボーカルが入っている曲が凄く良かったなぁ。もちろん、ギターは巧い。(後で、ピーター・バラカン氏が朝日新聞のライブ評で単独ライブをとっても褒めてる記事を観ました)

そして、Otis Rush。

このブルース・カーニバルの恒例MCにて、長島氏が脳梗塞で倒れた頃に、Otis Rush もまた病に倒れていたことを、初めて知った。これって情報を収集してたら当然知っているはずの事実だったのかなぁ。そのあたりは全くわからず。

で、二人羽織でもさせましょか、とMCで言われているように、代打とでも言うべき、やはり左利きのギタリストが出るらしい。(このギタリストの名前が覚えていない)

演奏が始まり、ステージ中央には空いているイスが2脚おかれている。

それでも、ギターが登場してきた時に、Otis Rushかと思ったよ〜〜。何だ、ちゃんと元気じゃん〜〜って。演奏はかっちょええし。

でも、違いました。後から、奥さんに支えられて、ご本人登場。足はふらついているし、ろれつも多少あやしい。

でも、気力で、というか(まぁ興行的理由も全くないとは思えないけれど)ステージ上で頑張っている。

数曲は唄も披露。

これは、伝説のステージになるのかな。あれが最後だった、ってなるのかな。

それとも、「不死鳥の様に蘇った」彼を見れるのかな。

願わくば、やっぱり、元気な彼のプレイを見たかった。

まぁ、そんなこんなの曰く付きの、ブルース・カーニバル。

客層がねぇ、最近行ったライブの中では突出して、人々が壊れていて面白かった。

どうみてもいっちゃっていて、観客席を回遊しているおねぇさん。よっぱらって、自分の靴をステージに投げて文句付けてるおじさん。もう、例を挙げればきりがないほど、バラエティーに富んで皆様壊れておいででした。

それも、面白かったなぁ。

やっぱ野外はいいなぁ。そして野音はいいなぁ。良い大きさ。開放感。

ライブハウスで聴く音が、PAで増幅されて出てくるあの音。うぅ〜〜〜〜。気持ちええ。

明日は間違いなく、発熱だろう、と思いながら帰る道すがら。でも、やっぱり来て良かったと思うのでした。

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