はるばる金沢文庫までいらはる aquapit 。横浜市民の務めとして(笑)、これは行かなあかんな、と台風が近づきつつある中出かける。

今日はあれこれ仕事の打ち合わせが長引いて、結局店に到着したのは開演予定時間の9時ぴったり。駅からちょっと歩くのですでに洋服やバッグはびしょびしょ。

おまけに、「手作り」というこの店は今時珍しく雨漏りがしていて、雨だれが・・・。ははは。何かこの『手作り』感、ええっすねぇ。

予想より観客がいて、ちょっとびっくりしたのだけれど、普通にご飯を食べに来た近所のおばちゃんのグループやカップルもいる。全体的に「地元」っぽくて、こういう場も何となくいいな、と思う。

演奏は、なかなかに良かった。「迫り来る台風を吹き飛ばす勢いでお送りしたいと思います。」という雄太さんのMC。

窓が大きな店で、窓に背を向けてオルガンを弾いている雄太さんをぼーっと見ると、その後ろで激しく降る雨。

嵐の夜に、ドラマティックなaquapitの演奏。

ええなぁ。(基本的に台風とか嵐とか非日常的なことは好きなので。ははは)

今回のギタリストは初めて見る吉田智という若い男の子。最近買ったというフルアコのギターがなかなかにいい音している。ワゥも多用して、ワゥ好きな私としてはポイント高いなり。

私が座っている席からは、他の観客に隠れてしまって、カルタさんも、吉田さんもほとんど見えず、何となくずーっと雄太さんを見ていた。

普段若手のジャズのライブに行くと、客層は20代後半から30代前半くらいの小奇麗なOL風の女の子達が圧倒的に多いのだけれど、横浜でも結構はずれになる金沢文庫という土地柄か、普段の店の人柄(店柄?)が出ているのか、それほど大きくない店はお店の常連らしき人達や、私のようにライブ告知を観て初めて訪れたであろう客が混在していて、でもそのお店の空気感が何と言うか、intimate 〜親密な〜あったかさに溢れていて、何も気負わず、何もきどらず、とても寛げて良いライブだったなぁ。

雄太さん、楽しかったのかなぁ。セカンドセットの終盤、キーボードの上に立って、ちょっと踊ってみたりしてました。これはかなり受けた。

こういうのも、演奏と、観客と、場の力が作り出す化学反応なんじゃないのかなぁ。楽しいなぁ。

あぁ、それにしても、だ。5/30のライブ、行きたくなっちゃったじゃん。どうしよう〜〜。

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