至極の宝のその声・・・・。音楽の固まりみたいな人だなぁ、、、、、と思ったフランク・マッコム@モーションブルー。

どうしても、ダニー・ハザウェイやスティービー・ワンダーを彷彿としてしまうその声は、それでもやっぱり、とても、とても魅力的で。

身体が音楽で出来ているような気がしてしまう。

ギターを弾いたり、ドラムを叩いたり、というのも、ある程度は身体が持っている天性のリズムだったり、好きなメロディラインだったりってするのだろうけれど、声はやっぱり身体そのものから出るわけで。

やっぱり、その声に聞き惚れてしまうというか、声が出ている様に見とれてしまう、というか。

キーボードを弾きまくったり、あるいは弾きながら唄う姿。ドラムの女性と延々掛け合って、ちょっとふざけてみたりするのも何となくゆるくて楽しい。(男性に出来て女性に出来ないことは無い!と言ってドラマーをメンバー紹介してたのは結構印象的)

そうこうしている内に入れ替え制のライブなので、1時間ちょっとのステージ時間はあっと言う間に過ぎてしまう。

そして、アンコールに応えて1曲、Cupid’s Arrow。

これが最新のCDの中で一番ダニー・ハザウェイを彷彿とさせるんだよねぇ。

「ふぅ、ええなぁ」と思っていたら、一旦帰ろうとしたマッコムが再び弾き始めたその曲が、何と、何と、Ghettoですよ〜〜〜。

イントロが響いて、マッコムが「んんんん〜〜♪」と唄い出したら、さすがに「ぎゃゃぁ〜〜」と思ってしまった。

いやいや、盛り上がりました。モーション・ブルーで外人アーティストであんなに盛り上がってるのは初めて見たかも。

この間、友人と音楽与太話をしていた時に、タイムマシンに乗って行けるライブがあればどれが良い?なんて話をしたのだけれど。

私は何となく「ビル・エバンスが観たいな」と言った。そうしたら、彼女が「あぁ、それは良いねぇ、私も行きたいなぁ・・・・。そういえば、昔スガシカオがおんなじような話題の中でダニー・ハザウェイのライブに行きたいって行ってたよ」と言うので、私も思わず、「あ〜〜、もちろんそれは私も行きたいよ〜〜〜。」

なんて、話をしていたのだけれどね。

ま、いずれにしても、至極の宝のその声だな、と思った、フランク・マッコム。ちょっと楽曲のフックが弱い(←近田春夫風ですが)気がするのが、気になるようにも思われましたが。今後も良い曲を唄う姿が観たいなと思わせてくれた。

そうしたら何と、レイラ・ハザウェイのバックで再来日するそうで。

う〜〜〜〜ん、それはまたまた行きたい。平日それも週の前半のみのスケジュールなので、なかなかに厳しい日程だけれど。

うぅぅ、行きた〜〜〜い・・・。

追伸:私がそこまで、「何て良い声なんだろう」と思い続けていたライブですが、一緒に行った友人は「ライブは楽しかったけれど、声はいまいち好きじゃない」そうで。それを聞いて超びっくり。

こういうのを「人の趣味はスキズキだよねぇ」と言わずしてなんと言うって感じですね。ははは。

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