作家の鷺沢萠さんが自殺・・・
2004年4月15日 時事ニュース コメント (2)
かなり、びっくり。
自殺、、かぁ。。。
鷺沢萠の作品はいくつか読んだけど、取り立てて好き、というわけではないんだけどね。
でも、10年くらい前かなぁ、彼女が(電撃)結婚した時に女性誌のインタビューに応えていたのを偶然読んだのだった。
その時に掲載されていた写真が、当時のボーイフレンドの妹に、それはそれはそっくりで、まず親近感を抱いたのだった。その記事の内容をおぼろげな記憶から引っ張り出して箇条書きにするならば:
・家庭の事情で自分が稼がなくてはいけなかったので、若い時に受賞して、すぐに職業作家として生活を支えて稼がなくてはならなかったのはしんどかった。
・上智は出欠やあれこれの課題がすごく厳しいので、作家活動との両立が厳しかった(→その後除籍されたみたいだし)
・とにかく結婚したかった。「結婚しよう」と言われたかった。(知り合って付き合いだしてかなり短期間で結婚しちゃったんだよね、確か。大丈夫なのかなぁ、と思ってたらやっぱりその後離婚していた。)
というようなことを、すごく幸せそうにしゃべっていた。
その後も折に触れインタビューやエッセーを目にしたのだけれど、お酒が好きらしいことも、面白かった。
彼女は人生のある時期に横浜に住んでいたらしく、当時横浜はごみの分別が全く無いので、お酒のビンやら缶やらを生ごみや他のごみと一緒に捨てていたのだけれど、ふと気付いたら自分の家のごみが凄い量で、その理由は酒びんだと気付いて、これはいけないと思った。
とか、
自分のおばあさんが朝鮮の人だと解って、ある女性作家に(書くことがあって)良いわねぇ、って言われた。
とか・・・・。
そういう、取るに足らないのだけれど、印象的なフレーズというか人となりというか、そういうものを妙によく覚えているのだ。
私より彼女は年は下だけれど、何となく同じ世界というか世代というか、何か共通な時に生きている人というような親近感を持っていたのだねぇ。
で、自殺・・・・かぁ。。。
リアルだなぁ。
ナンシー関も死んじゃったしねぇ。
こういう同世代的作家がまだ若いのに亡くなるというのは、今や全然縁が無い(本当の)中学や高校の同級生が亡くなるよりも、びっくりさせられるかもしれないなぁ。
自殺、、かぁ。。。
鷺沢萠の作品はいくつか読んだけど、取り立てて好き、というわけではないんだけどね。
でも、10年くらい前かなぁ、彼女が(電撃)結婚した時に女性誌のインタビューに応えていたのを偶然読んだのだった。
その時に掲載されていた写真が、当時のボーイフレンドの妹に、それはそれはそっくりで、まず親近感を抱いたのだった。その記事の内容をおぼろげな記憶から引っ張り出して箇条書きにするならば:
・家庭の事情で自分が稼がなくてはいけなかったので、若い時に受賞して、すぐに職業作家として生活を支えて稼がなくてはならなかったのはしんどかった。
・上智は出欠やあれこれの課題がすごく厳しいので、作家活動との両立が厳しかった(→その後除籍されたみたいだし)
・とにかく結婚したかった。「結婚しよう」と言われたかった。(知り合って付き合いだしてかなり短期間で結婚しちゃったんだよね、確か。大丈夫なのかなぁ、と思ってたらやっぱりその後離婚していた。)
というようなことを、すごく幸せそうにしゃべっていた。
その後も折に触れインタビューやエッセーを目にしたのだけれど、お酒が好きらしいことも、面白かった。
彼女は人生のある時期に横浜に住んでいたらしく、当時横浜はごみの分別が全く無いので、お酒のビンやら缶やらを生ごみや他のごみと一緒に捨てていたのだけれど、ふと気付いたら自分の家のごみが凄い量で、その理由は酒びんだと気付いて、これはいけないと思った。
とか、
自分のおばあさんが朝鮮の人だと解って、ある女性作家に(書くことがあって)良いわねぇ、って言われた。
とか・・・・。
そういう、取るに足らないのだけれど、印象的なフレーズというか人となりというか、そういうものを妙によく覚えているのだ。
私より彼女は年は下だけれど、何となく同じ世界というか世代というか、何か共通な時に生きている人というような親近感を持っていたのだねぇ。
で、自殺・・・・かぁ。。。
リアルだなぁ。
ナンシー関も死んじゃったしねぇ。
こういう同世代的作家がまだ若いのに亡くなるというのは、今や全然縁が無い(本当の)中学や高校の同級生が亡くなるよりも、びっくりさせられるかもしれないなぁ。
コメント
足跡を残しておきます。
名前に既視感があると思ったら、私の大好きな本の『葉桜の日』の著者様でした。
2004年に他界されていたのですね。悲しいです。