弱音を吐くのが下手です。

歯医者さんで、「痛かったら痛いって手を挙げてくださいねぇ」って言われたりしますよね。あれ、困る人多いのではないかな、といつも思います。

だって、いつ痛いって言って良いのか、どこまで我慢すべきなのか、解らくないですか?特に慎み深いのが美徳な日本では。

世の中が変わりつつあるとは言っても、まだまだ遠慮深い、忍耐深い人っているんじゃないかな。「あの人大げさよね」って、あまり言われたくない形容詞じゃないかな。

私個人としては、肉体的な痛みは色々と通過してきたせいか、早めに(仮に大げさだとしても)割りに言えるようになりました。

それでもその昔交通事故にあった時には、救急病院に担ぎ込まれ全身レントゲンだのあれこれ処置をされている最中に、右足の骨は粉と砕けひどい状態だったのに、一体いつ「痛い」と言って良いものやら解らなくて、我慢して・・・。

後程ウチの母が宿直のお医者さんに「随分気の強い娘さんですね。」と誉められたのだか、感心されたのだか、というエピソードがあります。

オトコだったら泣き叫んでいるはず、と言われたらしいです。

ははは。

でも、今はそんな肉体的な痛みはとても耐えられません。「痛いです。」とすぐ言います。

この間の形成外科の簡単な手術の後も、「多分1回飲めばあとは大丈夫だと思うけど」と、処方された鎮痛剤を4回分全部飲みました。

でもね、精神的な痛みには、どこで痛いって言って良いものやら今でも良く解りません。

愚痴はちょっと言えるけど、弱音が吐けない。

う〜〜〜〜〜ん、困ったものです。

最近、結構苦しいのに、どこでどうやって助けを求めて良いのかその術がよく解らないってことでしょうね。

婦人科の検診に定期的に通っています。大学病院なのでたくさん病人が来ていて、婦人科に限らずご夫婦でいらしている方が結構たくさんいます。

でも、私は一番不安な結果を聞きに行く時もひとりで行きました。

この間の外来手術も、もちろん一人で決めて一人で行きました。

帰り道に麻酔のせいか、ものすごく気分が悪くて、「うぁ、このままぶったおれたら、どうしよ〜〜〜。」と思いながら、とにかく電車で座って、そこでうとうと吐き気と眩暈をこらえて帰ってきました。

今更親に付き添ってもらう、ってな訳にはいかないしなぁ。。。と、思ってしまう自分がいます。

夫的な友人は、頼めば一緒に来てくれたと思うけれど、一緒に来て欲しいの、と言うことすら思いつかなかった。

どこで、「辛いです。」って言えば良いのか解らなくて、最近結構途方に暮れているかもしれません。

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