昨日の夜は、別に「シアターのライブの予習」という訳でもないのだけれど、何となくピンク・フロイドのDark Side of the Moon と Wish You Were Here を続けて聞いていた。

割に大きな音で聞いていたので、途中入る笑い声にびくっとしたりして(笑)。

2枚共に、曲の途中に笑い声が入っているのだけれど。あの笑い声、本当にそこで人が笑っているみたいに響いて怖かったりする。聞き慣れたアルバムなので、笑い声が入っていることは解っているのに、それでもやはり・・。(←私、実は結構怖がりなので。。)

このアルバムを聴き始めたのっていくつ位だったのかなぁ。

私小さな頃の記憶って何だかみんなぼやけていてほとんど無いので、よく覚えていないんだけれど。。

恐らく中学校の2年位の時にひとつ年上の友人がお誕生日に「原子心母」をくれたのがきっかけで、その後自分で買った気がするんだけど。

当時、NHK FM のローカル放送で(ヨコ・エフと呼んでいた気がする)土曜日の午後に長時間のリクエストの番組があった。それは公開放送だったので希望する人は本町通りにあるNHKの放送局に行くと、広めの部屋で放送している場所に「いる」ことと放送されている曲を「聴く」ことが出来た。

ラジオの放送だから特に観るものがあるわけでもなく、それほどメジャーなゲストが来るわけでのないのに、クラブ活動みたいに聴きに来ている人が結構いて、私も何回か行ったことがある。

中学生〜高校生の頃かなぁ。同世代の人が結構来ていた記憶がある。

(ちなみに、余談だけれど、一度「アレキサンダー・ラグタイム・バンド」というバンドがゲストで出たのを何故だか非常によく覚えているのだけれど、あれは「ARB」の前身だったのかどうか未だに不明。)

その番組は、基本的にリクエストとそれに付随して送られてきた(もちろん、当時はハガキ)メッセージをオンエアして、最後のパートがその週のリクエストで決まるチャートを発表及びその曲の放送、という構成だった。

当時は今思うと信じられない位にプログレが人気があったんだよねぇ。大体ベスト・スリーの顔ぶれはいつも一緒。順位がどう入れ替わるかって感じだったもの。

ピンク・フロイド、E,L&P、キング・クリムゾン、それからイエスとか、後はディープ・パープルとかのハード・ロック(ヘビ・メタではない)が、ものすごく人気があったと思う。キッスとかクィーンとかレッド・ツェッペリンとかも、いつもトップ10に入ってたはず。

(あまりに昔でよく思い出せない・・・・。)

うん、みんな好きだった。よく聞いてたなぁ。

しかし、中学生でピンク・フロイド。

当時は当たり前の様に聴いてたけど、今中学生の甥っ子がZoneやらポルノグラフィティやらを楽しく聴いているのと比べると、その違いって時代なんだろうか。

ところで話は変わり、シアター・ブルック。

彼らのライブ会場の、観客席にいる人間の中で私は恐らく最年長の部類に入ると思う。仮にピンク・フロイドを自分の趣味で聞いていた人がいたとしても少数派だと思う。

ましてや、次のピンク・フロイドが予告されているライブの会場に来る人の中で、ピンク・フロイドのライブを観た事がある人なんて、関係者を含めても10人もいないんじゃないだろうか・・・・などと思いながら、昨日はアルバムを聴いていたのだった。

(自慢するわけではないけど、いや、実は結構自慢かも・・へへへ)その昔のピンク・フロイドのライブ行ったんだよねぇ。(いや、さすがにあの伝説の野外のライブではないですよ〜。)

あれは一体何年だったんだろう。15年〜20年前位。

ライブが終わった後に原宿の方へご飯を食べに移動したような記憶があって、多分代々木体育館だったと思うんだけど。

「とにかく、凄いライブだった〜」と思ったということと、ピンクの豚が飛んだことしか覚えていないんだけどね。

ピンク・フロイド。

結構長いこと定期的に聞いていて、アメリカに行った時に予想以上に人気があるのに驚いて(でもその頃には私自身はあのバンドから気持ちが完全に離れていたけれど)、で、まさか2004年に日本のロックバンドが「カバーする!」って言ったのでそれを楽しみにアルバムを聴いてみたりするなんてねぇ、予想もしなかったよなぁ。

ディヴィッド・ギルモアのあのギターの音色を、さてタイジ君どう料理するのでしょうか。楽しみ。

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