「昨日ジョディ・ワトリーのライブを観てきたよ」と、今朝友人にメールを送った。

「懐かしい〜〜」ってラインの向こうで言っていそうなその友人は、私が1988から2年間アメリカの東海岸の町に留学していた頃に知り合った、5歳年下の日本人の女の子。

あの頃好景気に沸く日本は留学ブームで、アメリカ中の大学の(それも英語学校には)日本人があふれ返っていたものだった。

幸運にも、と言うべきか私達が通っていた学校にはそれほどたくさん日本人はいなくて、仲良くなった私と彼女は、一緒にモールへ買い物に行ったり、日本料理は高いのでリーズナブルで美味しい、タイ料理やベトナム料理などのエスニック料理を食べに行ったり、セールのビールを一箱買って家でのんびり飲みながら、借りてきたビデオを観たりしたものだった。

お休みには旅行にも一緒に行った。ニューヨークには一緒に2回行ったなぁ、アムトラックに乗って。

貧乏学生だった私達は、美容院代を節約するためにロングヘアーのソバージュという、おんなじような髪型をしていたので、ふたりでアルーバに遊びに行った時には、お揃いのTシャツを着ていたせいか、黒人のおばちゃんに "Are you twins?" ってもの凄っく興奮して聞かれて大笑いしたっけ。

ジョディ・ワトリーは、その頃のアメリカでとてもよく売れていて、運転する車のラジオからよく流れていた。

$3.99とかのセールで買った彼女のミュージック・テープは多分今でも家のどこかに転がっていると思う。

それも、もう15年位前のおはなし。

そんな光景を思い出させるジョディ・ワトリー。

そうして2004年の3月。

友人は一児の母で東京に住み、私は相変わらず横浜で好きなことをして暮らしている。地元のライブハウス、モーション・ブルーでうんと若い友人と一緒に、そのジョディ・ワトリーのライブを観ながら、「何だか人生って面白いな」って思っている私。

こうして、色々な縁は巡り、巡る。

ライブ開演前のDJはソウルミュージック好きの方らしい、という前情報を得ていたのだけれど、席に着いたのが6時半過ぎくらいかな。

ふと、掛かっている音楽に耳を傾けると、シェリル・リンの "Got to be Real" だった。それから、まさにピン・ポイントとでも言うべき、きっとジョディを好きで聞きに来たならば「たまら〜ん」って選曲でとても気持ちが良かった。

ライブはねぇ、とてもサービス精神に溢れたステージでした。ディナーショーかっていう位、会場くまなく歩き回って笑顔と唄を振りまくジョディ。

う〜〜ん、プロって感じでした。

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