== 改めて思い起こしてみたらお料理はやっぱり美味しかったので、ちょっと追記 ==
仕事メシで、自分のお金では決して行かない青山の某レストランに行った。
社長が予約したので、前情報は何もなく行ったのだけれど、多分、相模湾の魚にこだわっって小田原に開いていた店を、結局客の過半数は東京から来る客だからと東京に店を移動した、という所以の店だと思う。(断片的な知識をあわせてみると)
お一人2万5千円のコースですよ!
5人で行って、シャンパン1本、ワイン2本飲んで。トータルのお支払い額は知りません。
全般的に結構美味しかったけど、2万5千円は、かなり高い、と思う。トリュフがふんだんに使われていたけれど、あそこまで使う必要性が無いような。
お料理も、社長がコースをちゃちゃっとオーダーしてしまったので、メニューをじっくり見なかったのだけれど、一応おさらい。
最初の、海老のにこごりというか、ゼリー寄せというか、スプーンに載せてサーブされて、一口で食する前菜。美味かった。
生牡蠣にキャビアを乗っけたもの。これも、まぁ、ねぇ。生牡蠣にキャビア、そのものですから材料が良ければ旨くないはずがない。旨かった。
白アスパラガスにトリュフの千切りをたっぷり乗せたお野菜。これも美味。でもさ、白アスパラガスって初夏のイメージなんだけど・・・。
それから、鮑を肝ソースで食べるお皿。これも旨い。これは、今回のゲストであるアメリカ人に英語でお料理を説明するのに、「う〜〜〜ん、肝ってなんて言おう。内蔵(organ)って言ったら、気持ち悪がるだろうなぁ。」と皆で笑い、結局 「Avalon with Avalon Sauce」と言うことに。
フォアグラのソテーも、2枚を合わせてあるその真ん中に、細かく砕いたナッツと甘酸っぱいソースがはさんであって、その酸味がフォアグラの脂っこさを緩和して美味しかった。
ソテーしたカサゴの上に、蒸した野菜や海老を載せたお料理。カサゴは美味しかった。上の料理はちょっとピンと来なかったけど。
ここまで、食べてかなり満腹になって出てきた最後のラムが駄目だったなぁ。脂がきつすぎて。匂いもちょっときつめ、かも。
私はラムはすごく好きだし、あの特有の香りも平気なんだけど、もうお腹がいっぱいになったあとに、脂身が多めのあのソテーはちょっときつかった。ほとんど残してしまった。
でも、最後のお料理の印象が悪いのってすごく損だよね。それまでの好印象を簡単にひっくり返してしまう。
デザートは、イチゴにローズマリー味のゼリーを合えたもの。美味。
そして、最後にスィーツ。これも旨い。
ここでグラッパを飲もう、と言うことになって、色々な種類のグラッパが出てくる。イタリアのもの。フランスのもの。
一人がロマネコンティから作ったというグラッパを頼んだ。味見をさせてもらったけど、香りがよくて美味しかったな。
私はちょうど自分が生まれた年に作られたものがあったのでそれをオーダー。冷凍庫に入っていた、というのでトロっとしていて冷たい。
冷たいので香りが少々閉じてしまっている気がするけれど、グラッパとブランデーの間みたいな感じだった。
ってなわけでお料理はラム以外、美味しかったのだった。
でも、サービスがものすごくちぐはくしていた。
ひとつは、サービスにすごく未熟で、多分今一から仕込まれているだろうと思われるレベルの男の子が、必要なグラスを下げてしまったり、お皿を誰から出すかまごついていたり。
他のウェイターも、最初に連れの一人がお酒を飲めないので「彼女は飲めないから」と断っているのに、ワインをつぎ足したり。
中でも、若くてうろうろしていた男の子は、恐らくワインの知識があることで、あそこにいるのだと思うんだけど。
今日はフランスのワインを呑んでいたのだけれど、大体においてフランスワインには葡萄の種類は書いていない。連れのアメリカ人は、アメリカではワインのラベルに葡萄の種類が明記されているから、ワインの葡萄の種類を知りたがって聞いてみると、他のウェイターが口篭もっている間に、彼が「ピノ・ノワールです」と即答していたから。
でも、あの段階でお客さんに接していいのかなぁ、と思う。これからサービス業で生きてゆくなら、かなりの修行が必要ですなぁと思うよ。他のウェイターもね、大同小異、って感じ。
ひとりちゃんとしたフローアマネージャがいたら、ぴしっとしまる様な気もするけど。
それから、オーナーシェフの奥さんと思われる、マダムと呼ばれるべき存在の女性が全く駄目。
あの値段を貰う店で客にサーブする立場としてのプロ的オーラが全く欠けている、と思う。
今後の課題多し、って感じですよ〜〜〜。あそこで生き残ってゆくには。
ま、私の勝手な個人的感想ですけれどね。
私は、どうやら、公私にわたって、美味しいものを食べさせてもらう星の下に生まれているようで、前の会社でも、社長に随分美味しいものをご馳走してもらった。
今の会社でも、結構そう。夜中に銀座のバーでキャビア食べたりさせてもらったり、面白いプレミアムウィスキーを飲ませてもらったりしているなぁ、そういえば。
仕事をし続けるというのは、時にハードですが、時に面白いこともあるよね。
と、疲れて朦朧としたアタマで思ったりするのであった。
でも、それらの「贅沢と呼ばれるものたち」を自分の力で実現させる為に死に物狂いで働こうとは、思わないけど。。。へへへへ。
仕事メシで、自分のお金では決して行かない青山の某レストランに行った。
社長が予約したので、前情報は何もなく行ったのだけれど、多分、相模湾の魚にこだわっって小田原に開いていた店を、結局客の過半数は東京から来る客だからと東京に店を移動した、という所以の店だと思う。(断片的な知識をあわせてみると)
お一人2万5千円のコースですよ!
5人で行って、シャンパン1本、ワイン2本飲んで。トータルのお支払い額は知りません。
全般的に結構美味しかったけど、2万5千円は、かなり高い、と思う。トリュフがふんだんに使われていたけれど、あそこまで使う必要性が無いような。
お料理も、社長がコースをちゃちゃっとオーダーしてしまったので、メニューをじっくり見なかったのだけれど、一応おさらい。
最初の、海老のにこごりというか、ゼリー寄せというか、スプーンに載せてサーブされて、一口で食する前菜。美味かった。
生牡蠣にキャビアを乗っけたもの。これも、まぁ、ねぇ。生牡蠣にキャビア、そのものですから材料が良ければ旨くないはずがない。旨かった。
白アスパラガスにトリュフの千切りをたっぷり乗せたお野菜。これも美味。でもさ、白アスパラガスって初夏のイメージなんだけど・・・。
それから、鮑を肝ソースで食べるお皿。これも旨い。これは、今回のゲストであるアメリカ人に英語でお料理を説明するのに、「う〜〜〜ん、肝ってなんて言おう。内蔵(organ)って言ったら、気持ち悪がるだろうなぁ。」と皆で笑い、結局 「Avalon with Avalon Sauce」と言うことに。
フォアグラのソテーも、2枚を合わせてあるその真ん中に、細かく砕いたナッツと甘酸っぱいソースがはさんであって、その酸味がフォアグラの脂っこさを緩和して美味しかった。
ソテーしたカサゴの上に、蒸した野菜や海老を載せたお料理。カサゴは美味しかった。上の料理はちょっとピンと来なかったけど。
ここまで、食べてかなり満腹になって出てきた最後のラムが駄目だったなぁ。脂がきつすぎて。匂いもちょっときつめ、かも。
私はラムはすごく好きだし、あの特有の香りも平気なんだけど、もうお腹がいっぱいになったあとに、脂身が多めのあのソテーはちょっときつかった。ほとんど残してしまった。
でも、最後のお料理の印象が悪いのってすごく損だよね。それまでの好印象を簡単にひっくり返してしまう。
デザートは、イチゴにローズマリー味のゼリーを合えたもの。美味。
そして、最後にスィーツ。これも旨い。
ここでグラッパを飲もう、と言うことになって、色々な種類のグラッパが出てくる。イタリアのもの。フランスのもの。
一人がロマネコンティから作ったというグラッパを頼んだ。味見をさせてもらったけど、香りがよくて美味しかったな。
私はちょうど自分が生まれた年に作られたものがあったのでそれをオーダー。冷凍庫に入っていた、というのでトロっとしていて冷たい。
冷たいので香りが少々閉じてしまっている気がするけれど、グラッパとブランデーの間みたいな感じだった。
ってなわけでお料理はラム以外、美味しかったのだった。
でも、サービスがものすごくちぐはくしていた。
ひとつは、サービスにすごく未熟で、多分今一から仕込まれているだろうと思われるレベルの男の子が、必要なグラスを下げてしまったり、お皿を誰から出すかまごついていたり。
他のウェイターも、最初に連れの一人がお酒を飲めないので「彼女は飲めないから」と断っているのに、ワインをつぎ足したり。
中でも、若くてうろうろしていた男の子は、恐らくワインの知識があることで、あそこにいるのだと思うんだけど。
今日はフランスのワインを呑んでいたのだけれど、大体においてフランスワインには葡萄の種類は書いていない。連れのアメリカ人は、アメリカではワインのラベルに葡萄の種類が明記されているから、ワインの葡萄の種類を知りたがって聞いてみると、他のウェイターが口篭もっている間に、彼が「ピノ・ノワールです」と即答していたから。
でも、あの段階でお客さんに接していいのかなぁ、と思う。これからサービス業で生きてゆくなら、かなりの修行が必要ですなぁと思うよ。他のウェイターもね、大同小異、って感じ。
ひとりちゃんとしたフローアマネージャがいたら、ぴしっとしまる様な気もするけど。
それから、オーナーシェフの奥さんと思われる、マダムと呼ばれるべき存在の女性が全く駄目。
あの値段を貰う店で客にサーブする立場としてのプロ的オーラが全く欠けている、と思う。
今後の課題多し、って感じですよ〜〜〜。あそこで生き残ってゆくには。
ま、私の勝手な個人的感想ですけれどね。
私は、どうやら、公私にわたって、美味しいものを食べさせてもらう星の下に生まれているようで、前の会社でも、社長に随分美味しいものをご馳走してもらった。
今の会社でも、結構そう。夜中に銀座のバーでキャビア食べたりさせてもらったり、面白いプレミアムウィスキーを飲ませてもらったりしているなぁ、そういえば。
仕事をし続けるというのは、時にハードですが、時に面白いこともあるよね。
と、疲れて朦朧としたアタマで思ったりするのであった。
でも、それらの「贅沢と呼ばれるものたち」を自分の力で実現させる為に死に物狂いで働こうとは、思わないけど。。。へへへへ。
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