大槻KALTA@Jazz is

2003年11月21日
今日は朝からバタバタ忙しく、行かれるかどうか危ぶんでいたけれど、どうにか7時過ぎには仕事が片付き、関内 Jazz is へ。

今回が2度目の大槻KALTA氏のライブ♪

この間はaquapitとしてだったけれど、今回はご本人がリーダーのライブ。

私は高校生の頃から関内辺りをうろうろとし続けてウン十年。このJazz isの辺りにもよく行く店があるのだけれど、Jazz isには行くのは初めて。

なかなかに小さなハコで音のバランスが良かった。しかし、横浜市民としては、近場にこう、ふらっと行ける場所があり、そこに聴きたい人が来ている、というのは好いものですなぁ。

村上春樹氏言うところの、小・確・幸(小さな確かな幸せ)であります。ふっふっふ。

ライブはねぇ。良かったなぁ〜〜。いやいや、やはり、ドラムが締まると、良いねぇ。

前回は初の大槻氏に少々興奮気味でしたが、今回は2度目で耳も鳴れ、周りも聴く余裕が出たりして。

今回の収穫はギターの荻原亮氏。

この人、以前野毛のドルフィーでTOKUを観たときにギター弾いてたと思うんだけど、何せあのライブが恐怖政治みたいなピリピリしたライブで楽しくなかったし、正直言ってギタリストに対しての好印象はあんまり残っていなかったのだけれど。

髪型も変わっていて、何よりプレイが全然違って、「本当におんなじ人かいな。。」と疑うくらい、全然良かった。

(あんまり印象が違うのでライブが終わって後片付けをしているご本人に、TOKUの時にバックで弾いていたか尋ねてしまった。そしたらやっぱりそのようでした。ついでに、今日の方が全然良かったです、とまで言ってしまった。ははは)

1月にモーションブルーでやる自分のライブのフライヤーをライブが始まる前に自ら配っていたけれど、俄然興味が出た。二日目は金子雄太氏との共演だし、行って見てもいいかなぁ、と思ったりして。

ベースの鈴木正人氏は、ウッドベースも弾く人のようで、昨日はエレキベースだったのだけれど、その使い分けの意義はいかに??ってな感じで、その辺りになると、素人のワシには解らず。でも、ウッドベースっぽいベースだった。

サックスの斉藤力氏は、オーソドックス、正統派、とでも言うべきか。嫌いじゃない。結構好きなタイプだと思う。折々「おぅ、良いじゃない。」と思う箇所もあったし。でも、耳を惹きつけて放さない個性があるか、と言うと、そこまではな〜、と言う感じかなぁ。

そして!リーダー、大槻氏。う〜ん。タイトなリズムがやっぱり、やっぱり気持ちよい。

自作の曲も結構やっていて、「あ〜、そうだった。彼は作曲家でもあったんだ。」と思い出す。変拍子っぽいのとか、昔のクロスオーバーとか思い出すなぁ。

でもなぁ、やっぱりこの辺の人たちのセッションって完全固定性のバンドじゃないから、音のまとまりがないところとかどうしても出るので、そういうのがちょこっと気になったりするんだよねぇ。

小さなハコのライブで入れ替えもないし、(長めの)MCの途中でドラムの機材の説明をしたり、メンバーの紹介をゆっくりしたり、なかなかにレイドバックな感じの進行で、それもまた良し。

やっぱり、金曜日に仕事を終えた後に、時間など気にせずに音楽に身を委ねるというのは、当分自分にとっての”ココロのおやつ”であり続けそうだなぁ。

音楽を聴きながらも、「あ〜、あの仕事こうやっておかないと」とか、「しまった、あれ忘れてた」とかね、どうしても時々雑念が沸き起こってきたりはするけれど、音楽に包まれて、自然と体が動いている内に、段々、段々頭やココロの疲れが取れてきて、気持ちがすっきりしてくる。(まるで、禅のようだね、こりゃ。)

ライブハウスを出る頃には、肉体的な疲れは残っているけれど、気持ちは楽になって、「さぁ、もう一杯呑もう〜〜」と歩き出すのであった。ははは。(昨日も結局いつものバーに行って、そこで知り合いに偶然会って、あれこれ引っ張りまわされて結局家に着いたのは朝の4時だった!へへへ)

こういう「ココロに効くモノを持っているもの」って、人それぞれに異なっていて、どれが偉いんでも、どれが優れているんでも無いけれど、何かあるとなかなかに助かりマス。

もちろん、それが全てを解決してくれる訳ではないけれどね。

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