綺麗なタイトルだね。アフター・ザ・エクリプス。

本日ようやくゲットしました。エクリプスって確か三菱自動車がアメリカで販売していた車に名付けていたけれど(日本名は忘れた)、こういう天体関係の名前って、どうしてか単語そのものだけで美しいというイメージになるよねぇ。

言葉を聴いた瞬間に綺麗なイメージを想起する、という感じ。

でもさ、これって取りも直さず、やっぱり元の自然現象が美しいからなんだろうねぇ。

azureという、イタリア語でも同じ語源から発生した単語が青を意味してそれがそのままサッカーのナショナルチームを意味する言葉になっていると思うけれど(細部は間違ってるかも)、大学の時の先生が、夜明けの青い空を表現する文章にこの言葉が出てきたときに、「この単語はこういう時に使う、とても綺麗な単語ですねぇ」としみじみ言っていたのを今でも覚えている。

日本語でもあるじゃない、情緒とか、風情とか、上弦の月とか、花寒とかさ、もう単語だけでぐぐっと来てしまうというもの。

そうそう、知り合いの居酒屋では、いまでも半分パフォーマンスでおかかはちゃんと鰹節をあのハコでかくのだ。

もう、その風情だけで美味しい気がするよね。(いや、もちろん、味も美味しいのだけれど)

ものにも、そういう美味しい風情が存在する。

そして、それを美味しい風情と呼んだ瞬間に、もっと美味しそうになる。

言葉は素敵だ。

そうして、それは時々、やっぱり怖いものにもなるけれど。

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ところで、スガシカオのプレミアムライブのメンバー紹介でスガ氏がタカさんのことを「大御所だけど頭が柔らかくて云々」という風に語っていて、へぇ、そうなんだぁ、やっぱり大御所なんだぁ。って思った私は認識不足ということかしら。

その昔ってミュージシャンの数そのものが少なかったのかな。今や超大御所ということになるのかな、というミュージシャン達がセッションであっちもこっちも出てたから、ああいう存在の人って、別に自分が知り合いでも何でもなくても「雲の上の人」みたいな感じが少なかったんだよね〜。

今って逆に桑田ケイスケとかってちょっと遠〜い人って感じがするじゃない?って例えが悪いか。。。

なんか、それが新鮮でした。ふふふ。

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